猫とワタシ

大体週刊 《骨董書店》

ノスタルジック幻想楽団 『骨董書店』 の、出来事やニュースを綴るウェブログです。

この記事のみを表示する『停止した交差点で』

エトウ


 自宅近くの交差点は、夜間になると押ボタン式になる。
 それはすなわち、ボタンを押さない限り信号は永遠に変わらないということだ。
 もちろん、車が来たときはセンサーが働いて信号は変わる。
 車から降りてボタンを押しに行くわけにはいかない。



 先ほど、一台のバイクがこの交差点に差し掛かり、赤信号で停車した。
 そして、残念なことにセンサーはバイクの小さな車体を捉えるほどに高性能では無かった。
 三分近く待たせれている彼(彼女、かもしれないが)は今、こう思っているだろう。
「この信号やたら長えな」
 と。

 可哀想なライダー。
 哀しみのライダー。

 しかし、信号無視をしないその黄金の精神を、僕は讃えたい。
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